2025年9月29日から開始されるNHKの朝ドラ 『ばけばけ』。
『ばけばけ』のヒロインの夫「レフカダ・ヘブン」は、怪談の作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)がモデルとなっていますが、
ドラマの中では夫のヘブンが眼鏡をかけず、原稿に目を近づけて書いている様子が描かれているため、「なぜ眼鏡をかけないのか」気になった方もいるでしょう。
そこで今回は、朝ドラ 『ばけばけ』の夫のヘブンが眼鏡をかけない理由について紹介します。
【ばけばけ】夫のヘブン(小泉八雲)が眼鏡をかけないのはなぜ?理由は眼球突出!

朝ドラ 『ばけばけ』のヒロインの夫「レフカダ・ヘブン」が眼鏡をかけない理由は、
モデルの小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が眼鏡をかけていなかったためです。
小泉八雲は左目を失明しており、右目も強度の近視(0.1未満)だったそうですが、
小泉八雲が眼鏡をかけなかった理由は、本(中公新書『ラフカディオ・ハーン』)によると、
眼鏡を使用していたけれど、酷使するうちに眼球が眼鏡のガラスにぶつかるほど突出してきて使用できなくなったから
とのことでした。
そのため、若いころは眼鏡をかけていましたが、かけられなくなったようです。
確かに小泉八雲は左目の失明を隠すため、右目だけを写した写真ばかりですが、
右目は通常よりも突出しているように見えます。
小泉八雲は義眼ではありませんが、「義眼では?」と言われるのはこのためかもしれません。
【ばけばけ】夫のヘブン(小泉八雲)は眼鏡をかけずに特注机で対応
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は眼鏡をかけなかったため、執筆の際は、原稿に目を擦り付けるようにしていたそうです。
原稿を書く机と椅子は、目を近づけて書きやすいよう特注でつくられ、机は通常よりも背が高くなっていました。
■参考:小泉八雲記念館
朝ドラ 『ばけばけ』でも、ヒロインの夫「レフカダ・ヘブン」が目を近づけて執筆する様子が描かているようですので、注目しておきましょう!
※ちなみに、ドラマの机は忠実に再現されているようですが、セットのようです。
■参考:在アイルランド日本国大使館
まとめ

今回は、朝ドラ 『ばけばけ』の夫のヘブンが眼鏡をかけない理由について紹介しました。
夫のモデルとなっている小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は「嘘つき(偽物)」が嫌いで左目を義眼にしていませんでしたが、
眼鏡をかけていなかったのは「偽物」だからではなく、眼球が突出してかけられなくなったためでした。
朝ドラ 『ばけばけ』では、目に関するエピソードも忠実に再現されているようですので、夫の目にも注目しておきましょう!