2025年9月7日に、石破茂総理大臣が辞任の意向を表明しました。
10月4日には自民党総裁選が実施されましたが、次の「衆院選」も気になるところです。
本記事では、次回の衆議院選挙(第51回衆議院議員総選挙)がいつ実施されるのか?について紹介します。
- 衆議院選挙の実施2パターン(解散、任期満了)
- 次の衆議院選挙はいつ?2025年に解散総選挙は実施?
- 衆議院の任期満了日はいつ?任期満了の選挙日程(投票日)
※情報随時更新
衆議院選挙の実施は2パターン(解散または任期満了)

次回の衆議院選挙(第51回衆議院議員総選挙)の実施時期には、下記の2パターンがあります。
- 首相が衆議院を解散して実施する場合(解散総選挙)
- 衆議院の任期満了で実施する場合
実施パターン | 内容・実施時期 |
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解散総選挙 | ・首相が衆議院の解散時期を決める。(タイミングは首相の決断次第。) ・「衆議院解散日から40日以内」に総選挙を実施。 |
任期満了 | ・任期満了日に合わせて規定の期間内に実施。 ・「任期満了日前30日以内」に総選挙を実施。 |
ただ、これまでに、任期満了で総選挙となったのは1度だけです(第34回・1976年)。
【衆議院選挙】次回はいつ?2025年に解散総選挙(第51回衆議院議員総選挙)は実施される?

次回の衆議院選挙(第51回衆議院議員総選挙)の実施時期(日程)は、まだ決まっていません。
ただ、「解散総選挙」となる場合、実施時期は首相の決断次第ですので、2025年内に実施される可能性はあります。
解散総選挙に踏み切るタイミングは、政局が大きく動いた後になることが多いです。
【選挙時期の例】↓
選挙 | 解散総選挙の時期 |
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2024年 (第50回衆議院議員総選挙) | 石破内閣が発足した約1か月後に、解散総選挙が実施。 |
2021年 (第49回衆議院議員総選挙) | 岸田内閣が発足した約1カ月後に、解散総選挙が実施。 |
そのため、次回の衆議院選挙(第51回衆議院議員総選挙)も、
石破総裁の後任の自民党総裁が決まり、首相指名選挙が実施されれば、その約1か月後くらい
に解散総選挙となる可能性があります。
【2025年内に解散総選挙となる可能性は?いつごろ?】
石破茂総理大臣が辞任の意向を表明し、後任の自民党総裁は2025年10月4日に高市早苗氏となることが決定しました。
自民党総裁の後任決定後、「首相指名選挙」は当初は10月15日に実施される見込みと報道されていましたが、10月15日現在、実施時期はまだ未定となっています。
※10月21日実施も決まりませんでした。(参考:時事ドットコム)
自民党総裁決定後に、公明党が自民党との連立離脱を発表し、国民民主党の玉木雄一郎氏が総理候補に浮上していることなどから、現在与野党の調整が難航している状況です。
ただ、解散総選挙は、近年の傾向どおりであれば、首相指名選挙から約1カ月後になる可能性がありますので、10月中に首相指名選挙が実施されれば、
早ければ2025年11月中
に実施される可能性があります。
ただし、野党議員(玉木雄一郎氏など)が首相となった場合、政権交代となりますので、近年の傾向どおり、近日中に解散総選挙が実施されるとは限りません。
また、自民党総裁の高市早苗氏が首相となった場合は、すぐに解散しない可能性が高く、解散時期は2026年の年明け以降に改めて考えると予想されていますので、
解散総選挙は2026年1月以降になる見込みで、時期はまだ不透明
となります。
「首相指名選挙(内閣総理大臣の決定)」は、衆参両院の国会議員の投票によって決まります。現在自民党は少数与党となっていますので、次の首相指名選挙で自民党議員が首相になるとは限りません。
■参考:NHK(首相指名選挙とは)、日本経済新聞
【衆議院選挙】衆議院の任期満了はいつ?任期満了の場合の日程

なお、衆議院選挙が任期満了で実施される場合は、下記のような日程になります。
衆議院(衆議院議員)の任期は4年。
2025年9月現在の衆議院が任期満了となるのは、下記の日付です。
任期満了日:2028年10月26日(木)
■参考:選挙ドットコム
任期満了で総選挙をする場合の選挙日は、「任期満了日の前30日以内」となっていますので、
次回の衆議院選挙(第51回衆議院議員総選挙)が任期満了で実施される場合は、下記の時期に実施となります。
投票日(任期満了の場合)
:2028年9月26日(火)~10月25日(水)の間
※上記の期間が国会開会中または国会閉会の日から23日以内にかかる場合は、国会閉会の日から24日以後30日以内。
ただ、これまで衆議院選挙が任期満了で実施されたのは1回のみですので、実施される可能性は低いでしょう。
まとめ:衆議院選挙・次回はいつ?2025年(第51回衆議院議員総選挙)

今回は、次回の衆議院選挙(第51回衆議院議員総選挙)の実施時期(いつ)について紹介しました。
次の衆議院選挙(解散総選挙)は、例年の傾向どおりであれば、早ければ2025年11月中に実施される可能性があります。
ただ、今回の首相指名選挙は野党議員が首相になる(政権交代となる)可能性もあり、自民党総裁の高市早苗氏が首相になった場合は2026年1月以降になる可能性が高いため、現時点ではまだ先が読めない状況です。
衆議院選挙(解散総選挙)の実施時期は今後の情勢次第となっていますので、今後の報道に注目しておきましょう!
※新情報が入りましたら更新いたします。